急に寒くなってきて。
'23.11.20こんにちは、院長の石原です。
最近は寒暖差が大きくなってきたので、少しお話ししてみたいと思います。
寒暖差と体調の関係は、大きく分けて2つあります。
1つは、体温調節のために自律神経が過剰に働き、疲労が蓄積することです。
人は、体温を一定に保つために、体温調節機能によって、寒いときは熱を産み、暑いときは熱を放出しています。
寒暖差が大きい場合、体温調節のために、血管の収縮や拡張、筋肉の収縮や弛緩などの働きが必要になります。
これらの働きには、自律神経が関わっています。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経から成り立っていて、交感神経は、体を興奮させたり、活動を促したりする働きがあり、
副交感神経は、体をリラックスさせたり、休息を促したりする働きがあります。
寒暖差が大きい場合、交感神経が優位になり、体は興奮状態になります。そのため、血圧や心拍数、呼吸数などが上昇し、脳や筋肉に血液が集中します。
一方、副交感神経の働きは抑制されるため、消化や排泄などの働きが低下します。
このような状態が続くと、体は疲労を蓄積し、さまざまな不調を引き起こしやすくなります。
2つ目は、寒暖差が免疫力を低下させ、感染症にかかりやすくなることです。
寒暖差は、体温調節のために必要なエネルギーを多く消費するため、免疫力の低下につながります。
免疫力は、体内に侵入したウイルスや細菌を排除する働きがあり、健康を維持するために欠かせません。
免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。また、アレルギー症状や喘息などの発症にもつながる可能性があります。
寒暖差による体調不良を予防するためには、以下の対策が有効です。
・室温の差を少なくする
・適度な運動をする
・十分な睡眠をとる
・バランスの良い食事を摂る
また、体調が悪いと感じたら、無理をせずに休息をとりましょう。
当院では、予約優先制で一人ひとりの患者様に寄り添う施術を心がけています。
身体の不調や、肩こり、慢性腰痛などありましたら、ご相談ください。
安城市 石原接骨院